鹿児島が誇るオーセンティックバー「礎」 元蔵人のオーナーが伝える焼酎ソーダ割り
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新しい風が吹き込む焼酎業界。革新的なチャレンジに期待大
本格焼酎の作り手だった池畑さん。焼酎を愛し、その知識はどこまでも広く、そして深い。
そんな池畑さんに焼酎ソーダ割りについて伺いました。
「 10年くらい前は、焼酎を炭酸水で割ることはほとんどなかったんです。ハイボールの影響でソーダ割りが流行して、徐々に焼酎のソーダ割りも増えてきました。今は新しい焼酎が入った際には、お湯割り・水割り・ストレート・ロック、そしてソーダ割りの5タイプの飲み方を試しています」
グラス選びで、さらにおいしさアップ
「ソーダ割りはグラスの形状もポイントです。なるべく炭酸が抜けないように、細いロンググラスがおすすめ。炭酸の泡に閉じ込められた焼酎の香りが、口元で次々と弾けます。香りのシャワーみたいでより香りを楽しめます。」
マドラーで氷を持ち上げるように、 底からゆっくり1〜2回 すくいあげるのも重要なPOINT。
「実は、焼酎のソーダ割りにまだ少しだけ抵抗があって。というのも、蔵元が苦労して作り上げた焼酎の完成形を変えてしまうことになるから」
作り手側の努力を知るからこそ、まずそのまま味わってほしいと思うのです。
「とは言え、今は多くの蔵元が試行錯誤してクラフト化が進み、フレーバー焼酎も多様化しています。炭酸水とのペアリングで印象が変わる銘柄も増えていて、焼酎の楽しみ方がとても広がりました。これが焼酎の良さや美味しさを知るきっかけになればと思います。知るほどに魅了される焼酎の世界を、ソーダ割りで体感してもらえるとうれしいですね」
焼酎について知るだけで、より一層美味しく飲めそうです。
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